はじめて貯水槽清掃を行う方はぜひご覧ください
マンション・アパートなどのオーナーや管理組合員になられた方など、はじめて貯水槽清掃をお考えの方に向けて、実際にやらなければいけないことを順を追ってご紹介しています。ぜひご参考にしてください。
清掃時期を確認する
最後にいつ貯水槽の清掃が行われたかを調査しましょう。前任者に聞くか、引き継いだ資料のなかから、報告書を見つけるのがスムーズな方法です。また、貯水槽のタンクが10トン以上なのか以下なのかで所轄の官庁への報告義務があるかどうかが異なります。確認しておきましょう。
貯水槽の清掃を何年も行っていなければ大変です!
もし1年以上清掃を行っていなければ、貯水槽が汚れている可能性が高いとお考えください。一度清掃することをおすすめします。調査のみを引き受けてくれる業者もあるので、貯水槽・受水槽清掃の専門業者に相談してみましょう。まずは動くことが大切です!
点検や清掃を依頼する業者を選ぶ
点検や清掃を依頼する業者は、マンションやビルなどあなたが所有・管理する建物からほど近い位置にあるところを選びましょう。水漏れや詰まりなどその他のトラブルへの対応も考慮すると、すぐ駆けつけてくれる業者に依頼するのが得策です。また、排水管の清掃や浄化槽のポンプの点検・交換など建物をトータルで管理してくれる業者もおすすめです。依頼先を一本化すれば、連絡の手間や費用の無駄も省けます。
業者と決める内容
実際に依頼する業者が決まったら、見積もりを提示してもらいましょう。料金と内容に納得できたら、作業日や時間(断水日)などを決めます。断水日は1週間~2週間くらい前に利用者に周知しておきましょう!
作業当日
作業当日は清掃業者が貯水槽清掃作業にやってきます。貯水槽にはカギがかかっているので貯水槽のカギを準備しておきましょう。また、貯水槽の場所以外にポンプの場所や基盤の位置などを聞かれることがありますので、キチンと場所を把握しておきましょう。
清掃作業が完了したら報告を受けましょう
清掃作業が完了したら報告をきちんと受けましょう。現状がどのような状態でどこまでキレイになったのか、異常個所は無かったかなど報告を受けましょう。住民の方が安心して利用できる状態になっているのかを後日、書面で提示してもらいましょう。
今後のことも考えて定期的な清掃を考えましょう
いままで清掃を定期的に行っていなかったオーナー・管理組合様は、これを機会にしっかりと清掃のプランを立てましょう。もちろん、10トン以下でもきちんと計画を立てて安全な水質管理をしてくださいね。